PLANTXの強み
Culture Machineは、一般的な植物工場に見られるオープン・タイプではなく、棚ごとに密閉されたクローズド・タイプを採用しています。この方式を量産工場に利用可能な装置として実現したのは、PLANTXが世界初です。
Culture Machineは、装置全体を断熱材で密閉することによって、光・空気・水の環境が装置ごとに完全独立であり、これまでの植物工場のように、同じ部屋に設置された装置同士で干渉し合うことがありません。さらに、Culture Machineには、LED照明、養液循環装置、エアコン、加湿器など、植物の栽培に必要な各種制御機器が内蔵されており、緻密な環境条件の制御が可能となっています。(詳細は、「PLANTXの技術」をご覧ください。)
その結果、PLANTXが採用しているクローズド・タイプは、一般的な植物工場が採用しているオープン・タイプと比較して、以下のメリットがあります。
クローズド・タイプ (PLANTXが採用) |
オープン・タイプ (一般的な植物工場が採用) |
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方式 | 栽培棚ごとに密閉し、環境制御を実施 | 栽培棚が栽培室に対して開放されており、栽培室全体での環境制御を実施 |
生産安定性 | 年間通じて安定生産可能 | 安定しないことがある |
面積生産性 | 面積生産性が高い | 高めることが難しい |
野菜の品質 | 栽培環境制御により狙い通りの品質や成分量を安定的に実現 (パラメーターが精緻に制御できる) |
品質や成分をコントロールすることが難しい (栽培室内でのパラメーターのばらつきが大きい) |
多品種生産 | 適する (密閉した装置ごとに異なった栽培条件を設定することで各品種に最適な条件での栽培を同時に実現できる) |
適さない (栽培室内で、環境条件を分けることが難しい) |
PLANTXでは、このクローズド・タイプのCulture Machineによって、植物工場の問題を解決していきます。